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大磯・二宮・中井 社会

公開日:2023.10.20

二宮町一色小
「友情の山」を元気に
土壌改善の取り組み進む

  • 左から中西校長、同協議会の橋本由恵さん、渡邊さん

    左から中西校長、同協議会の橋本由恵さん、渡邊さん

  • 枝がら工法に取り組む様子

    枝がら工法に取り組む様子

 二宮町立一色小学校(中西美保校長)の敷地内にある里山「友情の山」で、山の土壌改善に向けたプロジェクトが進んでいる。同校の学校運営協議会が主導。

 「友情の山」は校舎の裏に位置する。学校の敷地内に里山がある環境を生かして、児童による梅の実もぎなどの活動が行われてきた。児童が作ったベンチなどもある。

 「友情の山」の整備や美化活動はこれまでも行われていたが、水はけが悪いなどの課題があった。学校運営協議会で「手入れだけでは山をきれいに保つのは難しいのかもしれない」という意見が上がったことから、土台である山の土壌から改善するプロジェクトを立ち上げた。

専門家招いて学ぶ

 今年の3月には環境活動家の坂田昌子さんを招き、山に展開する生態系を学ぶ講座を開催。友情の山は乾燥気味で土が硬いところが多く、水の流れが良くない特徴があることがわかった。

 改善するため、7月に「枝(し)がら工法」を用いて、地域住民やPTAらが作業を行った。枝がら工法とは、穴を掘った地面に枝を巻き付けた杭を打ち、その上や枝の間に落ち葉をミルフィーユ状に敷き詰める方法。じわじわと水が浸透するので、土の中の水分を保てるという。敷き詰める落ち葉は、同協議会が呼びかけて、児童が収集したものを用いた。

地域の元気に繋げたい

 落ち葉の収集を呼び掛けたのは、子どもたちにも山に関心をもってほしいとの思いからだ。同小の学校運営協議会会長の渡邊恒文さんは「友情の山をきっかけにまずは関心のある人に土壌改善の知識を持ってもらいたい。そして、他の里山の活性化にもつながることが目標」と話した。

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