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秦野版 公開:2015年12月12日 エリアトップへ

Shune365 秦野名水使った植物工場 日鍛バルブが新規事業

経済

公開:2015年12月12日

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密閉空間で農薬を使わずに水耕栽培される野菜
密閉空間で農薬を使わずに水耕栽培される野菜

 日鍛バルブ(株)(秦野市曽屋/金原利道代表取締役社長)が10月27日、(株)Shune365(しゅんさんろくご)(秦野市平沢/伊藤広生代表取締役社長)を開所した。秦野名水とLED光による無農薬野菜の栽培・販売を目的とした植物工場で、約2カ月間のテストを経て、12月から販売を開始している。

 自動車を中心としたエンジンバルブ等の生産を行っている日鍛バルブは67周年を迎えるにあたり、「食」に注目した新規事業参入をめざし、一昨年からプロジェクトチームを立ち上げた。同社の生産管理技術等が活かせること、また2008年から遊休施設となっていた平沢工場の活用ができることなどから、同施設に植物工場を設置。子会社としてShune365を設立したという。

 大きな特徴としては、LED光を使用した水耕栽培の植物工場であること。「全国名水100選」の秦野名水を使用し、衛生管理を徹底した密閉空間で無農薬栽培を行っている。また、露地栽培より短期間で収穫でき、安定的な供給、価格が期待できるという。「多品種・少量生産をしています」と伊藤社長。現在稼働しているのは育苗用7段棚が5台、生育用5段棚が45台で、ミックス野菜1000パックの生産量となる。栽培品目はリーフレタスやルッコラ、バジルなど葉物野菜のほか、ナデシコといった食用花で、これまで栽培したのは延べ30種類。根菜や樹木に成るもの以外なら栽培は可能で、顧客のニーズに合わせた栽培を展開していく考えだ。

 12月からインターネット等を通じて委託販売を開始したが、直接の販売は未定。伊藤社長は「現在は野菜を置いて頂けるところを探しています。市内の方に評価していただき、かわいがってもらいたい」と話した。

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