秦野 社会
公開日:2021.06.11
生理用品を無料提供
コロナ禍で困窮する女性に
秦野市と秦野市社会福祉協議会が連携し、新型コロナウイルスの影響で生活が苦しくなった女性を支援しようと、5月から生理用品の無料提供を行っている。
経済的な事情で生理用品を十分に用意できない「生理の貧困」が全国的に問題になる中、市では今回、防災備蓄品の入れ替えに伴う物品を提供。これに社協が購入・提供した100セットを加え、配布を行っている。
配布は市役所内の地域共生推進課・市民相談人権課・生活援護課の3カ所及び保健福祉センター内の社協窓口で実施。口頭で伝えにくい場合を想定し、簡単に交換できる「なでしこカード」を市役所や保健福祉センターの女子トイレ等に置いた。市では「手段は何でもいいので意思表示いただければ提供します。他の生活支援もあるので、これをきっかけに相談してもらえれば」と話す。今回は物品がなくなり次第終了だが、今後継続も検討予定。問い合わせは地域共生推進課【電話】0463・82・7392へ。
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