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公開日:2026.10.16
秦野市森林組合が30周年 「夢と希望ある林業を」
秦野市森林組合(熊澤嘉孝代表理事組合長)の設立30周年記念式典が10月12日、クアーズテック秦野カルチャーホールで開催された。会場には約350人の関係者や市民らが集まり、節目の年を祝った。
同組合は1996年、市内の東・北・西の各森林組合が合併して設立された。以来、森林所有者の協働組織として林業活動や森林管理を担い、現在は正組合員、准組合員合わせて1747人で構成されている。
こうした活動に加え、秦野市との連携も推進。2007年度には「秦野市里山ふれあいセンター」の指定管理者に、14年度からは市内小学校の学習机の天板に秦野産材を活用するなどの取り組みを実施している。
そのほか、20年度には東京オリンピックビレッジプラザへの秦野産ヒノキ材の提供、21年度には全国初となる無花粉ヒノキの植栽にも着手した。22年度からは、苗木生産事業や薪の販売など新たな事業に挑戦。昨年度からはナラ枯れ被害が広がる里山で、広葉樹林の再生と活用を目指そうと子どもたちに向けた「どんぐりプロジェクト」もスタートさせている。
式典では、初めに同組合の歩みを振り返る記念映像が放映された。続いて熊澤代表理事組合長が登壇。「秦野産材の安定供給を通じ、表丹沢の魅力を全国に発信する取り組みに積極的に貢献したい」と話し、「先祖が守り育んできた道をつないでいくため、組合員に夢と希望のある森林や林業を提供すべく、今後より一層努力していきたい」と改めて決意を語った。
その後、組合功労者や永年勤続職員への表彰などが行われ、高橋昌和市長ら来賓が祝辞を述べた。高橋市長は「全国屈指の森林観光都市を目指し、森林の多角的な機能を活かしたまちづくりを共に進めていきたい」とあいさつした。
式典後には記念講演も開催し、古川ちいきの総合研究所の代表取締役・古川大輔氏が「林業は“森林ビジネス”とまちづくりへ〜可能性は無限大!新たな時代への突入〜」と題して講演した。最後は万歳三唱で締めくくり、同組合の新たな門出を祝った。
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