個性派カレー 味の競演 今週末、三笠公園でフェス
日本最大級のカレーイベントと銘打った「よこすかカレーフェスティバル2012」が、今週末の12日(土)・13日(日)、三笠公園で開催される。全国から20地域のご当地カレーが出店するほか、今回は日本最古といわれる140年前の復刻カレーも登場。”古今東西”の味を堪能できる。昨年は2日間で延べ5万6千人を動員した。主催はカレーの街よこすか推進委員会、カレーの街よこすか事業者部会。
地元の味を食べ比べできる「よこすか海軍カレーバイキング」には、今年は最多となる16店が出店。500円で4種類のカレーを味わえる。目新しい所では、海上自衛隊横須賀上級海曹会によるカレースープの無料配布(数量限定)もある。
昨年と同様、今年も東日本大震災復興支援をテーマに掲げる。横須賀市の友好都市である福島県会津若松市の「会津地鶏カレー」が登場するほか、同市の地場産品直売コーナーも設ける。場内には義援金を募る募金箱も置かれる。
全国のご当地カレーには、同フェスではお馴染みとなった「パク森カレー(東京都練馬区)」「さくらんぼカレー(山形県高畠町)」「牛たんカレー(宮城県岩沼市)」や、県内からは「弦斎カレーパン(平塚市)」、「足柄まさカリー黄金のPOT(南足柄市)」が出店。また、「富良野オムカレー(北海道富良野市)が初登場するなど、全国20地域から自慢の味が集結する。
このほか野外ステージでは、市内各学校の演奏やダンス・バトンなどのパフォーマンス、追浜出身のシンガーYoshie.Nさんのライブ(13日午後2時)、女流プロアングラー(釣り師)の児島玲子さんを迎えてのトークショー(13日午後3時20分)も行われる。
フェスティバルの時間は両日とも午前9時から午後4時。少雨決行。
イベントの問合せは横須賀観光インフォメーション【電話】046・822・8301まで。
文明開化の味がする
明治5年発刊のレシピ集「西洋料理通」に紹介されている明治初期のカレーを同事業者部会が復刻、140年前の味を提供する。明治創業のスパイス店から当時のものに近いカレー粉を調達。風味と食感を再現した。その頃の材料には、りんご、長葱、生姜、ニンニク、カエル肉(今回は鶏肉を使用)が用いられていたという。「日本最古のカレーは、ハイカラな富裕層が食していたのでは」と話すのは開発を担当したレストランTSUNAMIの飯田恵子さん。
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