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公開日:2016.05.05

秦野市
少年スポーツの今
選手数 ピークの半数以下も

  • 市内少年サッカー大会の様子

 全国的な少子化や家庭環境の変化などによって、少年スポーツを取り巻く状況も変化している。選手減少に直面する秦野市内の団体を取材した。

 現在、市内の児童数は約8千人。小学生で特に競技人口が多いとされるのが、サッカーと野球だ。秦野市サッカー協会少年委員会と秦野市少年野球連盟の登録数によると、競技人口は少年サッカー約600人、軟式野球300人だという。

 登録人数がピークを迎えたのは、野球では子どもの数が多かった1980年代、サッカーではJリーグが開幕した1991年から数年経った頃。それぞれ1000人を超えていた。

 しかし、少子化などの影響により、次第に登録数が減少。最多20チーム以上が活動していた少年野球も、選手減少に伴い、解散や統合を経て現在は13チームに。サッカーは最多12チームから現在は9チームに減っている。

 もともと競技人口の少ない団体スポーツでは、競技自体の存続危機に面しているケースもある。

 少年バレーボールでは、2000年の126人から減少を続け、現在約50人と半減。特に男子では競技人口が少ないため、男女混合の試合を実施するなどの工夫がされている。

競技人口減少の要因とは

 競技人口減少の大きな要因は少子化だと考えられ、「子どもの数が急増した時代にチームが次々に発足した経緯を踏まえると、チームの統合は自然な流れ」という見方もある。

 一方で、秦野市サッカー協会の担当者は「外で運動をする習慣や家庭環境が変化していると感じる」と話す。秦野市スポーツ少年団の横川光雄本部長は「その子がチームに入りたいと思っていても、共働きなどで保護者が多忙になり、当番制の手伝いなどの負担を理由に、子どもの入団を断念せざるを得ない場合もある」と指摘する。

 別に、スポーツの種目の多様化を要因に挙げる声も。テニスや水泳、空手、剣道、体操などの個人競技に加え、近年ではダンス教室などに通う児童が増加。従来人気の高かった団体スポーツから分散する形で、子どもたちが「スポーツを選ぶ」ことのできる時代になったという意見もある。

 全国的にも子どもの体力低下や、「運動をする・しない」の二極化が問題となっており、神奈川県では子どもの体力テストで多くの項目の数値が全国平均を下回っている。

 秦野市スポーツ少年団では、幼児から参加できるよう対象年齢を拡大するなどして「子どもたちに身体を動かすことを楽しんで貰えるような環境を整えたい」としている。

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