意見広告・議会報告
市政報告NO.52 町内会・自治会へ更なる支援を! みらい川崎市議会議員団 松井たかし
町内会・自治会は、地縁による結びつきに由来する「住民自治組織」として、暮らしやすい地域社会を築くため、住民相互の親睦を深め、信頼関係を構築し、様々な取組を通して地域の課題を解決する重要な主体の一つとなっています。その町内会・自治会が設置する掲示板の整備については、これまでも議論されてきましたが、現在「これからのコミュニティ施策の基本的考え方」を策定していることから、あらためて平成30年第4回定例会の一般質問で議論しました。
市民の重要な伝達情報ツール
町内会・自治会が設置する掲示板は、町内会・自治会への加入の有無にかかわらず、市の施策などを市民の皆さんに伝える重要な情報伝達ツールの1つとなっています。しかしながら、その整備にあたっては、現状はそれぞれの町内会・自治会の費用で行なわれています。私は、このように公共性のある掲示板の整備には、市として一定の支援が必要であると考えており、市民文化局長に見解と今後の対応について質問しました。
市民文化局長からは、「掲示板については、地域の行事のお知らせや活動メンバーの募集などをはじめ、様々な情報を伝えることができることから、幅広い年齢層の地域住民にとって有用な情報伝達手段となっている」との認識は持ってはいるものの、掲示板の整備等への支援については、現在策定中の「これからのコミュニティ施策の基本的考え方」において、「町内会・自治会の状況やニーズを適切に把握し、個々に必要とする支援のあり方について検討していく」こととしており、掲示板についても企業等との連携を含め、様々な手法について検討するという、これまでの掲示板の整備に対する支援への答弁と大きく変わらない内容でした。このため、早期にスケジュールまた支援の内容を明確に示すよう要望しました。
引き続き、掲示板整備への支援をはじめ、町内会・自治会が、行政との真のパートナーシップを築き、多様な主体との連携と、住民自治活動に自立的かつ活発に取組める環境整備に努めて参ります。
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2月7日