川崎市内の宿泊施設などが加盟する神奈川県旅館ホテル生活衛生同業組合川崎支部(山本剛支部長)は11月1日、観光による地域活性を考える勉強会をホテル精養軒で開催した。会員や観光協会、行政職員ら約30人が参加し意見を交わした。
東海道川崎宿起立400年事業や「川崎夜市」などのイベントとの連携、来年の市制100周年や全国都市緑化かわさきフェアの展望などについて共有した参加者ら。超高齢化社会を迎える2025年問題を踏まえ、「ユニバーサルツーリズム」市場にも目を向け、行政や地域との連携を深め、市内の観光資源を国内外に発信する必要性を確認した。また、来年4月に義務化される障害者差別解消法の改正、観光庁の心のバリアフリー認定制度についても話し合われた。
勉強会を終え同支部は「DX(デジタル技術による変革)では補えない深刻な人手不足の問題や、行政への要望についても、参加者で意見交換ができた。川崎の観光産業の活性化へ向け、意識の共有化が図れたのは大きい」と話した。
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