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中原区 社会

公開日:2026.04.17

「よい歯の日」 「人が幸せになる歯を」 市歯科医師会会長に聞く

  • インタビューに応える松山会長

    インタビューに応える松山会長

 4月18日(土)は「よい歯の日」。日本歯科医師会が歯科保健の啓発活動を目的に制定した。その4月18日を前に川崎市歯科医師会の松山知明会長に「よい歯」について話を聞いた。

 ――「よい歯」とは、どのような歯のことを指すのでしょうか。

 「よい歯とは人が幸せになる歯であって、『噛める幸せを2倍に、噛めない悲しみを半分にする』。それがいい歯の条件です。我々歯科医師の目標だと考えています」

 ――新年度が始まりました。この時期に気を付けてもらいたいことは。

 「花粉症になると口呼吸になりがちです。口呼吸は、口が乾きやすく、風邪をひきやすくなります。嚥下で苦労したり、食べる時間が遅い子も多かったりします。口が開いていると、飲み込むときに舌が出て、タ行とサ行がうまく言えない子もいますので、気をつけてほしいです。今までの検診は虫歯が中心でしたが、川崎市内では川崎区を除いて虫歯が減っているため、今は口腔機能に目を向けています。また学校でのフッ化物洗口も提唱しています。学校でみんなと一緒にフッ化物で洗口うがいをすることで、虫歯がない子も助かるし、虫歯のある子たちを助けることができる。健康格差を生まないよう、学校にお願いできないかと考えています」

 ――「8020運動」を推進してきました。

 「80歳で歯が20本残っている人は61・5%まで上がってきています。運動の成果かなと思います。在宅歯科診療でもお役に立てるようにと思っています。今我々は、障害のある方の歯を守るスペシャルニーズ歯科診療に取り組んでいます。昨年4月から中原歯科保健センターの診療日を週5日にし常勤の専門医を雇い入れました。南部の歯科医師会館、北部の百合丘歯科保健センターでは週1日、2日やっているので、ぜひ来てもらいたいと思っています」

 ――会長自身が取り組んでいる口腔ケアは。

 「夕食後、歯を磨いたら食べないこと。歯と歯の間が汚れますし、歯ブラシでは絶対に入らないところがあるのでフロスを大切にしています」

 ――最後に市民へメッセージをお願いします。

 「お口の健康は、全身の健康のゲートキーパーです。我々がそのお手伝いをしていきますので、ぜひご相談ください」

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