神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2022年1月1日 エリアトップへ

市政報告 脱炭素社会をめざして再生可能エネルギーの供給を 日本共産党川崎市議団 かつまたみつえ

公開:2022年1月1日

  • X
  • LINE
  • hatena

 異常な豪雨、台風、猛暑、森林火災、干ばつ、海面上昇など、今、地球は気候危機と呼ぶべき重大な事態になっています。地球の未来がかかった事態にCO2(二酸化炭素)削減へ思い切った対応が求められます。国連IPCC報告では2030年までに温室効果ガス(大半はCO2)の45%削減(2010年比)、50年までに実質ゼロを達成しないと、世界の気温上昇を1・5度以内に抑え込めないと警告。洪水のリスク、食糧生産など地球と人類にとっても甚大な打撃となります。

 川崎市は政令市最大のCO2排出地域です。市の基本計画で30年度までに「50%削減(13年度比)」する目標です。川崎のCO2排出量の75%は臨海部であり、電力、鉄鋼、石油関連企業など大規模事業所が主なもの。産業系が占める排出量の割合は全国48%に対し、川崎は77%と極めて高いものになっています。大規模事業所とCO2削減目標や計画などの協定を結ぶべきです。民間任せでは市の責任は果たせません。

 CO2削減を進める上で、再生可能エネルギー、省エネの推進はその鍵を握っています。研究者の調査では、臨海部の敷地の60%に太陽光パネルを設置、風力発電の増設などで市内の産業部門、民生家庭部門の約7割を再生可能エネルギーで賄えるという試算が明らかになっています。市は「水素」の調達を主張していますが、技術も実用化も目処が立っておらず、安定供給やコスト上の問題もあり、30年までに半減する目標はとても実現できません。

 私は水素戦略ではなく、太陽光などを中心とした再生可能エネルギーを市内、臨海部から供給すべきと考えます。

日本共産党川崎市議団 勝又 光江

川崎区宮本町1番地 第2市庁舎7階

TEL:044-200-3360

http://www.katsumata-mitsue.jp/

麻生区版の意見広告・議会報告最新6

子育て支援・産後ケア事業、予算増・拡充〜ご要望が実現へ! 麻生区内で宿泊型ケアが可能に〜

麻生区民の声を県政へ

県政報告㉓

麻生区民の声を県政へ

神奈川県議会議員 小林たけし

3月29日

川崎市は市制100周年を迎えます!

連載110

川崎市は市制100周年を迎えます!

みらい川崎市議会議員団 こば りか子

3月29日

循環型農業の実践

県政報告㉒

循環型農業の実践

神奈川県議会議員 小林たけし

3月22日

求めていた救急隊が増隊します!

議会報告

求めていた救急隊が増隊します!

公明党川崎市議団 やなぎさわ優

3月22日

新百合ヶ丘まちづくり方針策定へ

市民意見をもとに、令和6年度中に 市政報告

新百合ヶ丘まちづくり方針策定へ

みらい川崎市議団 あまがさ裕治

3月22日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook