県政報告㉑ 防衛議員連盟による座間駐屯地視察 神奈川県議会議員 小林たけし
議員連盟(以下、議連)というグループをご存知でしょうか?いわゆる「派閥」とは異なり、例えば手話、がん対策、教育など政策分野によって方向性が一致する議員が個々の判断で参加する集まりです。超党派で集まる議連から自民党議員のみで形成する議連と様々ですが、今回は後者の防衛議員連盟として米陸軍キャンプ座間内に所在する陸上自衛隊の座間駐屯地を視察しました。
駐屯地が米軍基地内に立地することから、入口でパスポートなど身分証を求められます。米軍関係者の衣食住を支えるため、基地外一般道路との混乱を避けるための車両左側通行以外は、まさに米国の風景が広がります。学校の校庭にアメリカンフットボールのゴールが設置されていることは、その象徴です。日本側の座間駐屯地は第4施設群という部隊が所在し、自衛隊の特殊車両などが多くあります。瓦礫を処理するなど、災害現場などにも派遣されるものです。
東日本大震災や能登半島地震は言うまでもなく、大災害発生によって自力で対処できないと判断すれば神奈川県知事から自衛隊に支援要請がなされます。有事が発生すれば、自衛隊に多くを頼ることになるでしょう。そのためにも県内各地の議員が、想定外を想定して日頃から自衛隊の役割に理解を深めておくことが重要です。麻生区では、私が神奈川県と自衛隊の繋ぎ目の一部となって活動して参ります。
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