区内のサッカーチームFCグラシア(佐藤誠一代表)の高校生チームは9月に行われた「Jユースカップ 関東予選」でベスト4に進出し、全国大会「town club cup」に初出場を決めた。
Jリーグに加盟するチームを除く各地域のクラブチーム、いわゆる「街クラブ」が参加する同大会。ベスト4以上で全国大会の出場権を得られるが、同チームは昨年ベスト8ともう一歩のところで敗退。今年は全国出場を目標にチーム一丸となって戦力の向上に力を注いできた。
同チームは昨年の成績の結果、シードとして参戦。1回戦はアイデンティみらいと対戦し、後半まで両チームとも無得点でPK戦へ。互いに譲らず8人目までもつれる熱戦となったが、8対7で駒を進めた。
続く2回戦でも1年生の伊藤陽人選手の活躍などで前半2点を奪取。後半は得意の守備で守り抜いた。準決勝のブリオベッカ浦安との対戦では主導権を握った場面もあったが、相手からカウンターを受けるなど1対2で惜敗。しかし念願のベスト4入りを果たし全国への切符をつかんだ。佐藤代表は「チームがどのように全国で戦えるかが楽しみ」と期待感を語った。
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