城南信用金庫淵野辺支店(鹿沼台)で7月5日、事業者向けの個別無料相談が行われた。5組が訪れ、同店の職員と提携するコンサルタントがそれぞれにアドバイスをした。
この相談会は地域密着を掲げる同信金が地元企業に対して実施している取り組みで、会計や財務、労務、人材ほか補助金制度の紹介や申請方法など幅広い分野に関して無料で行っている。
この日は印刷業や飲食業など5組の企業が各1時間程度、自社の経営課題などについて専門家からアドバイスを受けた。特に企業経営におけるデジタル化の相談が多かったという。
印刷業の企業では紙媒体からネット媒体への移行に関する相談があり、人材の育成や人事考課の話に及んだ。また、飲食業の企業に対しては従業員への給与の管理システムや接客対応のデジタル化など働きやすい環境づくりについてアドバイスした。
同支店の池田正志課長は「コロナ禍を経て企業の売上が徐々に戻ってくる中、コロナ以前には気にしなくても良かったことが、気にしなければいけないようになったことが増えた。今の時代にあった投げかけから、気づきにつながるといい」などと話していた。
さがみはら中央区版のローカルニュース最新6件
|
ジブリを和楽器で5月21日 |
|
|
|
|