神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2015年11月12日 エリアトップへ

関根花観選手 圧倒的な強さみせる 東日本女子駅伝 連続区間賞

スポーツ

公開:2015年11月12日

  • LINE
  • hatena
安定の走りで独走する関根花観選手(1区4Km付近)
安定の走りで独走する関根花観選手(1区4Km付近)

 日本郵政グループに所属する関根花観選手(町田市立金井中学出身)が8日、東日本女子駅伝に出場し、強豪選手が集まる1区で、2年連続1位でタスキをつないだ。

 駅伝シーズンの到来を告げ、1年間厳しい練習を積んできた選手たちが、成果と今ある実力を確認し、内外にアピールできる東日本女子駅伝(福島市・42・195Km・9区間・18チーム)。今年で31回を迎えた歴史ある大会。

 社会人1年目だった昨年、日本代表クラスが集まる1区(6Km)をまかされた関根選手は、強豪選手たちが互いにけん制し合う中、残り1Km地点でロングスパートをしかけ、周囲をあっと言わせた。

 そして今年も周囲を驚かせる勝負に徹した素晴らしい走りを見せた。昨年より更に早い段階の3Km地点付近でスパート。他選手との距離をぐんぐん広げ、そのまま2区へタスキを渡した。昨年よりタイムを5秒縮め、18分57秒で区間賞を獲得。この1年で更なる成長を見せた。

 レース後、クールダウンを終えた関根選手は「監督(日本郵政グループ高橋昌彦氏)に、『調子が良かったら2Kmくらいからスパートしたら』と言われていたので、ちょっと遅くなってしまいましたけど。スパートをかけたというより、ギアをあげた感じです」と笑顔で話していた。

 高橋監督は「昨年スパートした場所は上り坂の前でした。今回は他の選手もその場所で仕掛けてくるような気がするので、早めのスパートをアドバイスしました。今は調子が良さそうなのでね」とコメント。

「良かったぁ」

 しかし、タスキを渡した直後、第一中継所で、「良かった」と一言。昨年、区間賞を獲ったことで他選手からマークされ、また10月末のプリンセス駅伝で思っていた成績を残せなかった想いから、「いい走りをしなきゃ」というプレッシャーが関根選手を襲っていた。「高低差が多く、風も強かったプリンセス駅伝では、いい走りが出来ず、悔しい思いをしたので、それを今回取り返せて良かった」とほっとしたような表情で話していた。

 関根選手は、全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(=クイーンズ駅伝=12月13日(日)・宮城県)に日本郵政グループとして初出場する。

町田版のトップニュース最新6

「子どもの権利」明確に

町田市

「子どもの権利」明確に

条例 5月5日施行

4月18日

相原に「地元推し」かるた

相原に「地元推し」かるた

今月、販売 魅力再発見狙う  

4月18日

チーム盛り上げ、20年

ゼルビアスポーツクラブ

チーム盛り上げ、20年

教室運営 地域とつなぐ

4月11日

名物商店街 今月、代替わり

名物商店街 今月、代替わり

町田仲見世 歴史引き継ぎ

4月11日

道路の不具合LINEから

町田市

道路の不具合LINEから

迅速「送信」に期待

4月4日

負けなしで「3月首位」

ゼルビア

負けなしで「3月首位」

J1名門撃破 街に影響も

4月4日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook