まちだ〇ごと大作戦
実施期間を１年延長
コロナ禍で35件実施できず

人と人がつながる｢作戦会議｣での集合写真(事務局提供)

　まちだ〇（まる）ごと大作戦実行委員会（深澤勝実行委員長／町田商工会議所会頭）はこのほど、２０２０年12月31日までとしていた「まちだ〇ごと大作戦18-20」の実施期間を１年延長することに決めた。

　市民活動・地域活動を盛り上げ、町田市の魅力・活力向上につなげるまちだ〇ごと大作戦。市政60周年、ラグビーＷ杯、東京２０２０大会を契機に、２０１８年から３カ年の計画で「あなたの夢をみんなで実現」をキャッチフレーズに人と人の新たなつながりを創出し、各地域で様々な盛り上がりをみせてきた。

　これまで１９０件の取組が実現し、順調に最終年を迎えていた。しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大にともない、施設の休業や外出制限などが大きく影響し、35件が中止や延期を余儀なくされた。参加している市民らからは「準備した企画が実現できずに残念」や「打ち合わせのための会合が開けない」など、取組の実現や継続に不安を感じる声や、実施期間の延長を望む声が寄せられていた。

　これらの声を受け、市民や地域、事業者が安心して準備や計画が推進できるよう、実施期間の延長を決定した。提案やアイデアは２０２１年９月30日（木）まで受け付ける。

　同委員会事務局は「延長することで安心して人とつながり、夢の実現に取り組んでもらえたら。皆さんのやりがいになるし、町田市の活力になる」と話している。