学生が学ぶ構内に相応しくない害鳥を駆除するため、金井ヶ丘にある和光大学では1月からタカによる駆除活動を始めた。
「ハトやカラスが構内を我が物顔で歩いているなんて」と同大学職員の平野雅規さん。
2014年頃から目立ち始めた害鳥を大学でも「どうにかしたい」と、これまでも防鳥ネットや剣山による対策をしてきたが、思ったほどの効果は見られなかった。コロナ禍で休校になり、学生がいない構内で害鳥の存在がさらに目立つようになったことで今回実施に至った。
依頼を受けてタカを飛ばすのは鷹匠の江頭千景さん((株)グリーンフィールド=本社大阪)。「タカを飛ばした結果、構内を歩く害鳥の姿はなくなり、害鳥自体も減った。けれどもカラスは非常に頭が良いので、近くで様子を伺っている。完全に駆除は難しい」と話す。また害鳥を減らすには大学単体だけではなく、できたら今後は地域と一緒に取り組むことが望ましいとのこと。
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