三輪町にある鶴川記念病院(舩津到病院長)は新型コロナウイルスのワクチン接種会場として、町田市の接種に先駆けて5月から一般接種を行っている。1回36人を1日4回、合計144人を週6日。これまでに延べ1万人以上が接種を済ませ「民間では市内で一番多いのでは」と事務部長の金子信之さんは話す。
同院では3月から重度の副反応があった場合などを想定したシミュレーションを重ね、処置や搬送手順などを確認。待合室の混雑を避けるような動線の確保、誘導などにも注意を払ってきた。
毎日開始前に当日の接種者数や注意事項などを共有し、受付から接種、接種券へのシール貼りまで、医師だけでなく薬剤師や看護師、検査、放射線などの各課から総務・経理まですべての部署が協力する。「三輪町、三輪緑山の高齢者の60%以上が接種しています。ご自宅の近くで接種したいという声も多く、本来なら年齢に関係なく打てればいいのですが、ワクチンの数に限りがありますから」と金子部長。現在は供給量を見ながら予約を調整している。「一日も早く日常を取り戻すためにはワクチンが重要。通常業務に支障をきたさないようにしなから、スムーズに接種できるよう遂行していく」と話す。
町田版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|