第49回衆議院議員選挙が10月31日に投開票され、小選挙区東京23区(町田市、多摩市の一部)は自由民主党(自民)で前職の小倉將信氏(40)が議席を獲得した。立憲民主党(立民)前職の伊藤俊輔氏(42)は重複立候補した比例で復活当選を果たした。町田市内の投票率は57.92%で、2017年の前回選挙よりも2.73ポイント上回った。
立憲民主党と日本共産党の野党共闘により、自民・小倉氏と立民・伊藤氏の一騎打ちとなったが、133,206票を獲得した小倉氏が6,474票の僅差で伊藤氏を破り、議席を守った。
大接戦となった23区。他地区の当確情報が次々に報じられる中、午後11時50分ごろ小倉氏の勝利が報じられた。日付の変わった午前0時過ぎ、当確の知らせをうけ選挙事務所へ姿を見せた小倉氏は遅くまで選挙の行方を見守った支援者らに対し、「厳しい選挙戦でした。リードされっぱなしで苦しかったが、4期目の当選を果たすことができました。支援者の皆様にひたすら感謝です。町田市、多摩市の皆様から133,206票を頂戴し、4回連続で前回得票数を上回れたことが何よりうれしい。有権者の皆様のご期待に応えられるよう、政策力と実行力で変革に挑戦していきます」と力強く話していた。
一方、126,732票を獲得し、比例で復活当選を果たした伊藤氏は、支援者らに対して「小選挙区で勝利ができなかったことをお詫びするとともに、比例で二期目の当選ができたは皆さんのお力によるもの。前回よりも5万票近く多い支持を受けることができました。ご支援いただいた皆様、前回にはなかった各野党の方々など、みんなで勝ち取った一議席。次は小選挙区で勝ち抜けるよう、精一杯活動し、地元から政治を変えるために前を向いていきたい」と誓った。
町田市内の投票率は57.92%で、前回55.19%を上回った。市内で一番投票率が高かった会場は鶴見川クリーンセンターで、68.37%だった。
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