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公開日:2026.10.23

大和市消防本部 海自と初の合同訓練 技術交流の第一歩しるす

  • 市消防の隊員(手前)と厚木航空基地隊の隊員(奥)による消火活動の訓練=20日・市消防本部

    市消防の隊員(手前)と厚木航空基地隊の隊員(奥)による消火活動の訓練=20日・市消防本部

 大和市消防本部(中丸剛仁消防長)は19・20日、消防防災訓練センター(深見西)で海上自衛隊厚木航空基地隊と合同訓練を実施した。市消防本部警防課によると、本格的な合同訓練は今回が初めて。20日の訓練は報道陣に公開され、実際に放水を行う消防訓練と、要救助者を想定した救助訓練がおよそ2時間にわたって行われた。

 20日の訓練は、市消防から消防隊や救助隊、指揮隊の隊員ら16人、厚木航空基地隊からは10人が参加して行われた。

 消防訓練では、ビルの2階部分から出火した想定でホース延長や屋内への進入、隊員間の連携など実践的な消火活動の手順を確認した。隊員たちは各々の防火衣を身に付け放水も実施。市消防の隊員が航空基地隊の隊員に時折アドバイスする場面もあった。

 救助訓練では、地上から建物の2階部分にはしごをかけ、取り残された要救助者を救出する訓練のほか、訓練センターの地下に造られた「迷路室」では、暗く入り組んだ通路の先で倒れた要救助者を探し、運び出す検索活動の訓練もあった。

 警防課によると、市消防と航空基地隊では、消防・救助技術の向上、顔の見える関係づくりを目的に、双方の隊員たちが互いの施設を行き来するなど交流を続けている。

 昨年6月には航空基地隊が市消防本部を訪れ、資器材や訓練施設を視察し、翌7月には市消防が航空基地隊と米海軍消防隊との訓練を視察した。

 初めてとなった合同訓練に参加した、厚木航空基地隊航空警備隊地上救難班の平尾祐規2等海尉によると、滑走路や航空機の事故対応が普段の主な任務。「(市消防は)建物火災などに対する技術が高い。合同訓練でそうした消防技術に触れることができたのは貴重だった」と話した。

 市消防の担当者は、「今後も合同訓練を続けて、お互いの知見を可能な範囲で共有することにより、災害時対応の技術向上につなげられれば」と話している。

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