厚木商工会議所副会頭、本厚木ロータリークラブ会長で、創業44年の不動産会社・(株)杉田商事代表取締役会長の杉田泰繁さんが7月19日、74歳で永眠されました。
杉田さんは、昭和18年12月、市内林生まれ。清水小、睦合中卒業後、厚木高校へ進学(高14回卒)。高校卒業後は小田急電鉄(株)に就職。仕事の傍ら法政大学で学び、退職後は地元へ戻り、今日にいたるまで地域のため、厚木のために全力で駆け抜けられました。
創業より、企業の目標は社会貢献にいかに関わっていけるかを第一に考え、取り組んできた杉田さん。鮎まつりの花火への協賛、少年野球「SUGITA CUPオレンジ大会」の後援、八重子夫人とともに取り組んできたクラシックを気軽に楽しめる音楽イベントへの後援など、数多くの社会貢献活動にも熱心に取り組み、厚木愛に溢れる人でした。
昨年の本紙元旦号のインタビューでは「厚木は市制60周年を超える歴史と文化の街。人間に例えればやんちゃ盛りの若者でなく、どっしりと構え、冷静に対処し、世の中の流れを見通しながら『成熟した街』『格式ある街』であるべきと考えます。そうあるためにも商工業の持続的な発展は欠かせません。愛する街のために経営者として副会頭としてまい進したいと考えています」と話しました。
中村幹夫厚木商工会議所会頭は「厳しさの中にも愛情を感じさせる人。副会頭として11年、会議所の事業運営に強いリーダーシップを発揮され、厚木市の商工業発展に尽くされました。70周年の事業を進めるにあたっては実行委員長としてその手腕を発揮し、事業の骨格を作り上げてこられ、会議所改革を推進するにはなくてはならない人でした」と哀悼の意を表しました。前厚木商工会議所会頭で、本厚木ロータリークラブを共に立ち上げた石川範義さんは「杉さんは私と4歳違い。高校の同窓でもあり、50年に渡り親しく付き合ってきました。私が商工会議所会頭の職にあった9年間、副会頭として良い時も苦しい時も、補佐してくれました。そして16年前の厚木高等学校創立百周年記念事業では祝賀会事務局長として采配を振るい大成功に導いてくれました。立ち上げたばかりの本厚木ロータリークラブは残されたメンバー全員でしっかりと活動していくことを約束します」と弔意を述べました。
明日の夜は、鮎まつりの大花火大会。杉田さんの協賛花火も夜空を彩ります。厚木をこよなく愛し、優しくお洒落でとびきりの笑顔で周囲を照らしてくれた杉田さん。ご冥福をお祈りします。
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