社会福祉法人愛川舜寿会(馬場学郎理事長)の地域共生文化拠点「春日台センターセンター」が3月26日にオープンした。この日は、小野澤豊町長や渡辺基町議会議長、佐藤圭介県議会議員ら来賓も参加して開所式が行われ、豊かな共生社会の実現に向けた同法人の新たな取り組みのスタートを祝った。
愛川町角田の特別養護老人ホーム「ミノワホーム」や厚木市上依知の「カミヤト凸凹保育園」を運営する同法人。新たにオープンした春日台センターセンターは、小規模多機能居宅介護やグループホーム、放課後等デイサービスに加え、コインランドリーや学習支援スペース、総菜のコロッケスタンドなどを集約させた施設となっている。子どもから高齢者まで、障がいのある人もない人も、あらゆる人が集い、憩い、楽しめる共生社会の実現に向けた拠点として、オープン前から介護・福祉の業界から注目されてきた。
開所式では、小野澤町長をはじめ多くの来賓が参加。式典で馬場理事長は「大勢の皆様のご協力をいただいて、本日を迎えることができたことを改めてお礼申し上げます。春日台地区が盛り上がるように、これからもご支援をいただけたら」と話した。来賓としてあいさつした小野澤町長は「地域に密着したサービス施設の誕生を、町としても嬉しく思います。地域の人にとって愛着ある笑顔あふれる施設となって、その笑顔が町全体に広がっていくことを願っています」と話した。
春日台を町の中心(センター)に
厚木市と愛川町にまたがる神奈川県内陸工業団地の誕生に伴い住宅が整備された春日台地区。新たな拠点がオープンした場所には、かつて昭和40年代から平成の終わりまで、地域の人たちに愛されたスーパーマーケット「春日台センター」があった。
宅地整備から年月が経ちスーパーは閉店したが、店舗のあった広場では今も子ども達の遊ぶ姿が多く、中心に立つクスノキは約50年地域を見守ってきたシンボルでもある。新拠点の名前には、「子どもから高齢者まで、みんなの中心だった『春日台センター』をもういちど、このまちの中心(センター)に」という思いがある。
誰もが憩える場所として、構想は2015年にスタート。ミノワホームでの30年以上の高齢介護キャリアに、凸凹保育園で培った障がい児支援のノウハウを加え、地域の人の声を聞きながら建設を進めてきた。中心となって事業を進めてきた馬場拓也常務理事は「多くの方に祝福していただき、とても素晴らしい開所式ができました。今までにない全く新しい拠点として、これから地域の皆様とともに歩んでいけたら」と話す。
厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
<PR>