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公開日:2022.04.22

厚木市ふれあいプラザ
再整備で4月着工
余熱利用で健康拠点に

  • 工事の完成イメージ(厚木市提供)

  • 既存の建物が撤去された現在の建設現場

 厚木市が再整備事業を進めている厚木市ふれあいプラザ(厚木市金田)の起工式が4月27日(水)に行われる。市民の健康増進拠点として、2023年7月のリニューアルオープンを目指し工事が始まる。

 同プラザは、隣接する市環境センターでごみを燃焼した際の余熱を活用した施設。1990年に完成し、温水プールやトレーニングマシンが設置された健康ルーム、浴室などがあり、年間14万人以上が利用してきた。

 しかし、大規模な改修工事を行っていないことや市営プール(厚木市厚木)の将来的な廃止などを見据え、新たな受け皿として機能の維持・向上が必要となっていた。

 そのため、2025年に稼働が予定されている新しいごみ中間処理施設の整備にあわせて同プラザの再整備が進められ、21年9月から休館が続いている。

ニーズにあわせ設備を拡充

 再整備にあたっては、周辺自治会加入世帯や施設利用者へのアンケート調査も実施。その結果、「市民の憩いやにぎわいを創る健康増進拠点」をコンセプトに、幅広い世代が利用しやすく、災害時の防災拠点にもなる施設として設計された。

 温水プールは、水泳・歩行複合型プールのほか、家族で楽しめる流水プールやジャグジーなども設置。浴室は広くなり、数種類の浴槽やサウナも新設される。健康ルームは利用者が増加傾向にあることから、専門のトレーニング室として整備。その他にもスタジオや休憩室、足湯、軽食コーナーなども設置される予定だ。

 担当の市環境事業課によると、工事は23年6月までで、同年7月のリニューアルオープンを予定している。同課では「建設工事が始まりますが、引き続き市民の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。皆様にご利用いただける施設として、リニューアル整備を着実に進めてまいります」と話す。

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