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公開日:2023.02.24
玉川小6年生
「高く 高く 舞い上がれ」
卒業制作のせんみ凧揚げ
厚木市立玉川小学校(七沢・山口行子校長)の6年生27人が2月20日、卒業制作で作った、地元に伝わる「せんみ凧」を校庭で空に揚げた。2006年度に始まり、今年度で17回を数えるこの行事。すでに550人の卒業生が体験したという。
玉川小のせんみ凧作りは、地域の伝統に触れ、物事を達成する喜びを実感してもらうことを目的に2006年度にスタート。今年度で17回目を迎えた。
せんみ凧は、「せみ」の絵が描かれている横80cm、縦33cmほどの凧。1955年頃までは県央・県西地域で5月の節句に男児の成長を願い揚げられていたという。
同校の今年度の凧作りは昨年10月に開始。今年度も地域住民らで構成し全員が同校卒業生の「玉川せんみ凧保存会」のメンバーが指導。凧の歴史を学ぶことから始まり、地元から提供してもらった真竹の切り出しや組み立て、色付けなど一つひとつの工程を作業。すべて児童の手作りで完成させていった。
同保存会の前場政行会長は、凧揚げを前に「せんみ凧の制作はこれまで卒業生約550人が経験し、学校に定着している。作るだけでなく、歴史や伝統文化を知り、自分の力で完成させた凧を、きょうは思う存分揚げて」と話した。
市長や教育長も参加
20日の凧揚げには任期満了間近の小林常良市長と、佐後佳親教育長も参加。小林市長は「何度か参加しているが、きょうも楽しみに来た。皆さんの夢を乗せて揚げてほしい」と話し、教育長も「地域に支えられていることを忘れないで、感謝の気持ちを持って揚げて」と挨拶。ともに保存会から贈られた凧でチャレンジした。
この日は前場会長が「風が少ない」というように、凧揚げには不向きな状況で皆悪戦苦闘。ほとんどの児童が空高くまでは揚がらなかったが、玉川小の素晴らしい思い出として、児童一人ひとりの胸に刻まれた。
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