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厚木・愛川・清川 社会

公開日:2024.05.03

草むしり増える季節 厚木市
再生たい肥3カ所で販売

  • 市内から回収した草などを粉砕・発酵させた

 新緑が美しいシーズンは各家庭での草むしりも忙しくなる季節。厚木市では、むしった雑草や剪定枝は45リットルのポリ袋で1袋に満たない場合に燃やすごみとして出せるが、資源再生センター(飯山南)に連絡すると、資源として戸別収集してもらえる。

 収集した草木は手作業で袋を開き、容器包装などの異物をチェックして、たい肥などにしており、令和3年度は2730トンがたい肥などに再生した。

 厚木市は、2009年度に一般廃棄物処理基本計画を策定。地球温暖化の防止など環境に負担をかけないため、剪定枝や落葉などを堆肥化してリサイクルすることを決めた。それまでは焼却処分していたが、公益財団法人・厚木市環境みどり公社では計画の理念に沿って堆肥を事業化。回収、堆肥化は専門業者に委託する形で、2020年度から販売している。

 あゆコロちゃんのイラストが入った「緑のリサイクル たい肥」は市内で購入できる。土壌改良材として土に対して2〜3割程度の量を混ぜて使う。5kgが税込220円、10kgが税込390円。(公財)厚木市環境みどり公社事務所(厚木市長谷)、厚木市森林組合(七沢)、厚木市農協グリーンセンター(5月6日まで及川。15日から三田)で販売している。

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