横須賀市議会は先月27日、初の「議会報告会」を開いた。会場となったヴェルクよこすかには市民約60人が集まり、市議の話に耳を傾け、質疑を行った。
報告会では、昨年制定された「横須賀市議会基本条例」の概要が説明された。これは、議会や議員の活動原則、情報公開、議会と市長との関係などについて明文化したもの。この日、同条例検討委員会(山口道夫委員長)のメンバー10人が、これまでの経緯や制定の意義などを述べた。条例の中で「市民参加」として定めているのが、今回初開催となった議会報告会をはじめとする意見交換の場だ。市民と議会との距離を縮めることなどを目的とし、「市民からの政策提案の機会の拡大を図る」としている。同報告会は基本的には予算議会の後、市内5ヵ所での開催を計画しているという。
その後の質疑応答では、参加者から会派間で意見調整を行う議会運営委員会(議運)でのマイクの使用や、録画中継を行って欲しいとの要望があがった。これに対し市議からは、議運はマイクの無い部屋で行っているなどの設備上の理由から積極的な答えは無く、「今後の検討課題としたい」と述べていた。
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