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公開日:2011.09.16

「思いひとつに響かせたい」
坂本中吹奏楽部が明日、東関東大会出場

  • 校内に響く力強い音色―夏休みもほとんど休みなく練習を続けてきた

 9月17日(土)によこすか芸術劇場で開催される「第17回東日本吹奏楽コンクール」の中学B部門に、横須賀市立坂本中学校吹奏楽部が出場する。県南地区大会と県大会で金賞を受賞し、掴んだ東関東大会の切符。部員41人の意気込みと周囲の想いを曲に乗せ、参加35校の頂点を目指す。



 同部の東関東大会出場は2年連続。今年は、県大会3位で出場権を獲得した(昨年は6位で東関東大会出場)。



 「やる気や意気込みがあって純粋な生徒ばかり。一生懸命さは伝わってきた」。3年前、講師として赴任した秋葉絹代教諭が感じた第一印象だ。その反面「どういう音楽を作りたいか、本当の吹奏楽の音色を知らない生徒が多かった」と振り返る。そこで、生徒たちを演奏会に連れ出し、”本物の音色”を耳にする機会を増やした。さらに練習法を変え、「目指す音楽」を共有。その意識改革が実ったのは昨年のことだ。



 今年は、部の成長とともに試練を乗り越えた3年生が中心となった。「昨年は、あと一歩のところで東日本大会に行けなかった。悔しさをバネに今年こそ」と部長の市川真美さん(3年・クラリネット)。副部長の川崎なつみさん(3年・パーカッション)は「県南・県大会でも満足いく演奏ができなかった。緊張や心の弱さを感じている。気持ちを強く持って臨みたい」と意気込みを話す。



助けあう大切さ学ぶ



 演奏曲は『ミュージカル「ミス・サイゴン」より』。曲のイメージを膨らませるために、映像を見たり、各々が絵で表現するなど、「音でイメージを伝える」ことを磨き続けた。「激しさと繊細さなど、込められた想いと世界をうまく演じたい」と副部長の阿部樹里さん(3年・トロンボーン)。ステージに上がるのは部員41人のうち30人だが、曲への思いはひとつ。練習を通して刺激しあい、助け合うことの大切さも学んできた。



地域の応援も背に



 会場のよこすか芸術劇場は、同校から歩いて行ける場所。京急の汐入駅前には、応援の横断幕がはためく。この大会は東関東圏内の会場を持ちまわりで実施するため、横須賀での開催は数年ぶりだ。出場は35校中31番目。「直前まで練習できる」「慣れている会場で演奏できるのは嬉しい。地の利を生かし、リラックスして臨める」と生徒たちも口を揃える。 



 「演奏だけでなくその過程で学ぶこともたくさんある。結果以上のものを得てほしい」と秋葉教諭。学校・保護者・地域への感謝を胸に、大舞台に臨む。

 

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