神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀版 公開:2014年11月28日 エリアトップへ

開局から20年間FМブルー湘南のパーソナリティを務める 石川 和美さん 久里浜在住 44歳

公開:2014年11月28日

  • LINE
  • hatena

ラジオの可能性広げたい

 ○…番組の進行役だけでなく、企画制作・編集・ミキサーなど制作全般にも携わって20年。局立ち上げの際、パーソナリティ募集の話を聞きつけ、「どうしても地元でやりたい」と手を挙げた。目には見えない「地域で奮闘する人の情熱」を、一人でも多くの人に伝えられるよう、丁寧なインタビューを心掛ける。「横須賀で生まれ育ったので、地元にこだわる思いが強いのかも」と郷土愛を覗かせる。

 ○…引っ込み思案で初対面の人は得意ではないが、人と話すことは好きだった。追浜高校で放送委員会に入ったのは、マイクの前だと「スイッチが入ったかのように」切り替えることができたから。苦手を克服するため、人前で話す仕事を志し、短大時代はナレーションのアルバイトをし、実費でアナウンサースクールに通った。それらの経験が評価され、高倍率の静岡FMに入社。「地味で大人しい外見と、年季の入った『読み』のギャップが良かったのかな」と冗談めかして話す。

 ○…アナウンサーや声優を目指す学生の数少ない受け入れ先として、インターンにアナウンス指導を行っている。地元のイベントを取材する際、学生がリポートする曖昧なコメントに、生放送で叱咤激励することも。後進の育成のため、時には厳しさも必要だ。研修を機に、初めて横須賀を訪れる学生も多い。「学生の率直なコメントに、今まで気付かなかった横須賀の新たな魅力を発見することもある。取材を通して、横須賀を好きになってもらえたら」。

 ○…週5日のFM勤務の他に、地域イベントの司会業もこなす。「普段はスタジオの中にいるので、イベントで『いつも聞いているよ』といわれると素直に嬉しくなる」。ラジオを聞いた人が感想をツイッターでつぶやいたり、ブログに書き込むなど、SNSの普及はラジオの存在を再認識させてくれる。新しいツールとの融合で、新たな広がりに期待する。
 

横須賀版の人物風土記最新6

佐久間 大輔さん

大阪市立自然史博物館の学芸員を務める

佐久間 大輔さん

三春町出身 56歳

3月29日

新谷 健(たけし)さん

娯楽劇を演じる市民劇団「浜の隠居の会ぷらす」の代表を務める

新谷 健(たけし)さん

鴨居在住 68歳

3月22日

山田 裕子さん

鉄道ファンコミュニティ「よこすか子鉄くらぶ」を主宰する

山田 裕子さん

野比在住 49歳

3月15日

岩間 道夫さん

横須賀災害ボランティアネットワークの会の代表を務める

岩間 道夫さん

鴨居在住 74歳

3月8日

麦島 康友さん

空き家を再生して民泊施設をつくりだすプロジェクトを立ち上げた

麦島 康友さん

浦賀在住 43歳

3月1日

杉村 大豪(たいご)さん

市町村の代表選手で競われる「かながわ駅伝」で2区区間賞を獲得した

杉村 大豪(たいご)さん

林在住 15歳

2月23日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook