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横須賀・三浦 経済

公開日:2026.08.08

「信金プライド醸成」 かなしんの企業内大学

  • 受講生に向けて、信用金庫人の資質向上を説いた平松会長

    受講生に向けて、信用金庫人の資質向上を説いた平松会長

 横須賀市に本部機能を置く「かながわ信用金庫」は、庫内の職員を対象とした教育機関「かなしん大学院大学(松伯塾)」を設置した。8月6日に一期生14人を迎えて、入学式を行った。

 かなしんの企業内大学は、信用金庫業界全体の「ブランド力向上」と「地域での存在感強化」を目的に、全国信用金庫協会のトップも務める同金庫の平松廣司会長の肝いりで設立された。中小企業の支え手である信用金庫の精神と行動を職員に浸透させ「信用金庫プライド」の醸成を図る。

 50人が志願し、「信用金庫に思うこと」をテーマにした小論文による選考で選ばれた。金庫業務に直結する金融政策論や経営戦略論のほか、近代日本経済思想といった教養科目も用意。講師陣には、横浜市大の名誉教授のほかに司法書士や税理士、弁護士も名を連ね、相続や事業承継といった現代ニーズにも応えるカリキュラムを設ける。渋沢栄一の研究家として知られる平松会長も渋沢の著書『論語と算盤』を用いて講義を行う。受講生は平日の夜と土曜・日曜を使い、3年間で必要な単位を取得する。聴講生制度も設けて、職員に門戸を開く。平松会長は「金庫での実践を積んだ先には、一般市民も迎える『市民大学』へ発展させたい」と話した。

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