第三十七回「コロナフレイル実践編【5】｣



　三浦市は「まん延防止等重点措置」の指定が解除され、高齢の方への新型コロナのワクチン接種も進みつつあります。また、オリンピック・パラリンピック開催に向けての報道が連日されておりますが、県内の陽性者は３桁からなかなか減りません。引き続き、感染症対策を緩めないことが大切です。



　さて、今回も１人でも出来る「ウォーキング」についてです。前回は、歩数やサポーター、早歩きに関するお話をしました。その続きとして当会が主催する「未病ウォーク」をご紹介します。



　その趣旨は、風光明媚な三浦を「みうらガイド協会」等のガイドを受けながら、皆で楽しみ歩き、改めて三浦の良さを体感してもらうことにあります。準備体操と歩いた後の体組成計の測定までがセットで、好評を博していましたが、コロナ禍で昨年２月以降しばらく中断しておりました。



そして今月、１年４カ月ぶりに再開した「未病ウォーク」には、定員を超える21名の参加がありました。今回は、三崎城跡・会津藩士の墓・光念寺・法満井戸・海南神社等、海の関所としての三崎の町を歩くコース。約１・５Kmをゆっくりと２時間で歩き、参加者からは、「大変よかった」という声をたくさん聞くことが出来ました。



　ただ歩くのではなく、目的を持つことは歩くことの習慣付けにもなります。今後も随時「未病ウォーク」を開催しますので、是非紙面にご注目ください。なお、コースのリクエストがありましたら、当会【電話】０４６・８８８・７３４７成田までご連絡ください。



　　　　　　（つづく）