第五十一回「ウィズコロナ実践編【5】｣



　新型コロナウイルス第７波の真っ只中にありますが、社会・経済活動は絶えず動いており、人と人とが接触する機会は未だに多いです。三浦市でも収束の兆しが見られないため、ワクチン接種と基本的な感染対策（マスク着用・換気・手指消毒）を緩めずに行っていく必要があります。



　加えて酷暑も続いていることを踏まえ、改めてコロナ禍の健康対策について報告します。先日、神奈川県が主催する「フレイル普及オンラインセミナー」が「三浦市社会福祉協議会フレイルサポートセンター」を会場に開催され、デイサービス利用者とフレイルサポーターの皆さまと一緒にフレイルチェックの実演を行いました。約２００人のオンライン参加者があった中で、今こそ運動・栄養・社会参加のバランスを崩すことなく、継続することの意義を伝えました。昨年度の三浦市の結果を見ても、依然として自粛を余儀なくされている高齢者の方々は多く、全身の筋肉の衰えも顕著に現れています。



　そこで、フレイルサポートセンターにおけるデイサービスのプログラムでも、衰えた筋肉が要因となっている日常生活の動作改善を目的に、一人ひとりに合った個別機能訓練をより強化していきます。随時、見学・体験が出来ますので、身体のことでお困りごとがありましたら、【電話】８７６・８６５５までお気軽にご連絡下さい。私、成田が丁寧に対応いたします。



　最後になりますが、現在、介護予防インストラクター講座とフレイルサポーター養成講座の参加者を募集中です。まだ、定員に空きがありますので、この機会に是非ご参加下さい。　 （つづく）