第五十二回「ウィズコロナ実践編【6】｣



　台風が去り、秋の気配も増す過ごしやすい季節になってきました。新型コロナ感染も減少傾向にあり、「スポーツの秋」らしいイベントも徐々に再開されています。そうした中、未病ウォークの再開を期待する声も多数寄せられていますが、まだ私自身の準備が整わず、企画が立てられていません。出来るだけ早期の再開に向けて、これから尽力していきます。



　私が日々活動するフレイルサポートセンターには、少しずつ来訪者が増えてきています。「フレイル」という言葉への関心が高まっている現れかなと感じています。というのも、先日開催した「フレイルサポーター養成講座」には20名が参加し、皆さん熱心に講義と実技を学んでいました。



　三浦市は平成29年度から「フレイルチェック」を導入し、既に４期生までの「フレイルサポーター」50名超が誕生。昨年度は25会場２５９名のフレイルチェックを行うことが出来ました。神奈川県内では一番の実績で、全国的にもその活動が注目されつつあります。そして、今回新たに20名のフレイルサポーターを迎え、今後の活動がますます盛り上がっていくことが期待されます。ぜひ、市民の皆さんもこの輪に加わり、三浦市が「フレイル予防のまち」として根付いていくことを願っています。



　フレイルチェックは、平日であればフレイルサポートセンターで受けることが可能ですので、気軽にお訪ね下さい。また、近くの会館や店舗、自宅などでの出張フレイルチェックも行っていますので、【電話】０４６・８７６・８６５５成田までご連絡下さい。 （つづく）