市長賞｢ｃｈｏｕ ｃｈｏｕ｣、会長賞｢天然まぐろスモーク生ハム｣、部会長賞｢デリーターファーム釣り堀｣
横須賀法人会青年部会40周年記念事業「新発見！ふるさと納税コンテスト」の受賞式が９月15日、メルキュールホテル横須賀で開かれた。(有)じこう（入江）「ｃｈｏｕ ｃｈｏｕ」が三浦市長賞、（株）西松（三崎）「天然まぐろスモーク生ハム」が会長賞、（株）羽根三浦出張所（諸磯）「デリーターファーム釣り堀」が部会長賞に選出。受賞者には賞金５万円が贈られた。
地元事業者に名産品や体験アクティビティを考案してもらおうと、同部会が三浦市と横須賀市のふるさと納税返礼品リストへの登録とＰＲを支援する企画。納税額を増やすほか、来訪促進に繋がる商品の追加、消費機会の拡大を目指す狙いがある。三浦市から11件、横須賀市から10件のアイデアが寄せられ、書類選考を通過した各５件がプレゼンと試食会を実施。その結果を踏まえ、両市各３件の賞を決定した。
日本料理店を営む(有)じこう（石坂昌司代表＝人物風土記で紹介＝）は、三浦産キャベツでできたシューアイスを考案。市場に出回らない外葉の色素を日本料理の技法「青寄せ」で抽出。くずを使った滑らかな舌触りでフードロス解消に繋がる菓子に仕上げた。まぐろ問屋（株）西松は、スモーク生ハムでエントリー。もちもちとした食感で、桜材チップで燻したメバチマグロの香りが食欲をそそる一品だ。発泡スチロール製造販売会社（株）羽根は、農業生産法人デリーターファーム（高円坊）とタッグを組み、ニジマス釣り堀ペアチケットと三浦野菜や烏骨鶏の卵などを詰め合わせた土産引換券を提案した。
吉田英男市長は「ふるさと納税は、市にとって大きな財源。今後も地域の魅力を広く発信してほしい」と期待を込めた。
横須賀市では、芙蓉交通（株）「タクシーで巡る〜鎌倉殿の13人〜三浦一族ゆかりの地」が横須賀市長賞、（株）シテコベ「旬の野菜を味わう！プレミアム農業体験」が会長賞、衣笠商店街「甲冑着付体験と商店街お買物券」が部会長賞に選ばれた。
各事業者の商品は今後、発送準備が整った段階で随時、返礼品に登録していくという。
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