三浦市老人クラブ連合会（ゆめくらぶ三浦）、三浦市社会福祉協議会、タウンニュース三浦編集室は、地域で活躍する高齢者を表彰する「第２回 いきいきシニアコンテスト」を開催した。魅力的な高齢者を発掘し、広く周知することで、クラブの活性化につなげることが狙い。今回のテーマは「文化・芸術に熱中しているシニア」。昨夏、市内26クラブからの推薦形式で応募をかけ、12月に関係者の間で審査した後、最優秀賞３人、優秀賞１人を選出した。

　最優秀賞に輝いたのは、しおさいクラブ（西海上区）に所属し、三崎・海南神社の祭りを支える山田勝さん（78）・湊不二雄さん（76）・水上俊郎さん（73）＝「いきいきシニア『元気の源』は」で紹介。

　優秀賞は、尾上町シニアクラブの山田まさえさん（97）で、元市役所職員や市民アーティストなど総勢１２０人でつくるボランティア芸能一座「フルーツバスケット」の最高齢メンバーだ。好きな花「はまなす」と本名「まさえ」から「マーサはまなす」の芸名で、三浦・横須賀の福祉施設や町内会、奉仕団体の行事などで公演。演歌歌手である川中美幸さんの『ふたり酒』が十八番で、どのステージでも力いっぱい歌う姿は、観客の心をつかむ。推薦者は「山田さんはお姉さま、ムードメーカー的な存在」と太鼓判を押した。

　なお、３月17日（日）に開かれる「市民交流センターまつり２０２４」で表彰式も実施予定。