神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
逗子・葉山版 公開:2024年10月18日 エリアトップへ

本紙が試算 「1票の格差」県内で1.5倍に 10月27日投開票衆院選

政治

公開:2024年10月18日

  • X
  • LINE
  • hatena
神奈川県選挙管理委員会の衆議院議員小選挙区別選挙人名簿登録者数と在外登録者数より試算
神奈川県選挙管理委員会の衆議院議員小選挙区別選挙人名簿登録者数と在外登録者数より試算

 10月27日(日)投開票の衆院選について、神奈川県内の「1票の格差」は最大1・5倍となることがわかった。タウンニュース社が県選挙管理委員会の9月2日時点の衆議院議員小選挙区別選挙人名簿登録者数と在外登録者数を基に試算した。

 今回の衆院選は全国的な「1票の格差」を是正する「10増10減」の新たな区割りとなり、神奈川県は2増の20区で実施される。

 「1票の格差」は、選挙区によって有権者の数が違うため、議員1人を選ぶ票の価値に差が生じる問題のこと。

 県内で最も登録者数が多いのは15区(平塚市、茅ヶ崎市、大磯町)の45万3601人。最も少ないのは7区(横浜市港北区)の29万9595人で、「1票の格差」は最大で1・51倍となる。言い換えると県内では7区の1票が最も重い。

 逗子市・葉山町を含む4区は33万1515人で1・368倍だった。

前回より格差拡大

 前回2021年の選挙で「1票の格差」を有権者数で試算したところ、旧15区(平塚市、茅ヶ崎市、大磯町、二宮町)と旧4区(横浜市栄区、鎌倉市、逗子市、葉山町)間で1・42倍だった。試算上、新区割りで県内格差は広がることになる。

【選挙人名簿登録者と有権者】「選挙人名簿登録者数」は、選挙人名簿に登録されているすべての人の数。この記事では国外に在住する「在外登録者数」も含めて試算した。「有権者数」は、選挙人名簿登録者のうち、投票当日にその選挙で実際に投票ができる人を抽出し、失権者、基準日以降の死亡者など投票できない人を除いた数。

逗子・葉山版のトップニュース最新6

葉山町PR大使に就任

ミューシー

葉山町PR大使に就任

経済効果もたらすキャラに

7月11日

ヒップホップで居場所作り

ココロラップ

ヒップホップで居場所作り

体験学習施設スマイルで

7月11日

「責任ある観光」へ新ガイド

葉山町観光協会

「責任ある観光」へ新ガイド

持ち運び重視で刷新

6月27日

医療方針具体案示せず

逗子市

医療方針具体案示せず

市民説明会で

6月27日

保育料算定、「独自ルールを」

逗子在住笠井さん

保育料算定、「独自ルールを」

年齢制限撤廃へ署名活動

6月13日

作品発表、休まず1,000回

かいのどうぶつえん

作品発表、休まず1,000回

本紙連載、角田さん

6月13日

あっとほーむデスク

逗子・葉山版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

逗子・葉山版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年7月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Facebook