少年軟式野球チーム「鵠沼ブレーブス」は1月28日、鵠沼小学校で「野球肘検診」を行った。在籍する3〜5年生を対象に24人が受診。子どもたちをスポーツ障害から守り、中学・高校と野球を継続してプレーできるようにと、地元の接骨院の協力のもと、初めて実施した。
同チームの塚原二朗コーチによると、現在、プロ・アマ問わず、けがで野球を諦めざるを得ないケースが問題となっている。特に小4から6年でけがを発症し、気付かずにプレーを続け、重症化してしまうケースが多いという。そこで今回、「『防げるけが』から子どもを守る」をテーマに掲げ、学童野球で取り組むこととなった。
参加した子どもたちは「赤ちゃんを見る機械だ」と検査の機器に興味津々。5年生は、チームトレーナーでほんくげ接骨院の小野博道院長の話を真剣に聞き、自分の肘の状態を確認した。
保護者からは「チームで子どもの健康のために取り組んでくれることは非常にありがたい」「自分の子どもの肘の状態を知る良いきっかけになった」などの声が上がった。
塚原コーチは「肘に問題のある子が1人もいなかったのは良かった。野球を通して、自分の肘の状態を知り、健康でいてくれたら嬉しい」と話した。今後も、半年に1回ほど検査を実施する予定。
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