海外からの観光客増加などを受け、藤沢市観光センターと市片瀬江の島観光案内所に先月29日から、バッテリースタンドが設置された。
都内の(株)INFORICH(インフォリッチ)が運営するモバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT(チャージスポット)」のスタンドで、機体の二次元コードから手続きでき、差し込まれているモバイルバッテリーをレンタルしてスマートフォンやタブレットなどを充電できる。バッテリーは持ち運びも可能で、他のスタンドでの返却も可。利用料金は時間によって加算される。
同サービスは2018年から始まり、国内や香港、台湾などアジアでも展開。藤沢市内にも既にコンビニエンスストアやショッピングセンターなど約190カ所に設置されているという。
全国有数の観光地として知られる江の島では、写真や動画の撮影を楽しむ人も多く、島内や近隣で充電できるサービスを求める声が以前から寄せられていた。
市観光センターでは、設置初日から利用者が訪れた。市観光協会職員は「以前から利用している方も多いようで、需要を感じる」と話す。江の島では今後もデジタルスタンプラリーやナイトイベントなど、スマホやSNSの活用を視野に入れたイベントが予定されている。同協会では「便利なサービスとして増やしていけたら」と話す。
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