「ほら、笑ってるでしょ」と狛犬を紹介する小島会長
古都鎌倉のメインストリート若宮大路。その鶴岡八幡宮から二の鳥居までのにぎわいを創出しているのが八幡宮前商店会（小島晧史会長）だ。
店舗のほか、郵便局や病院、教会など、幅広い業種１５１会員からなる同商店会。年間を通して多くの観光客が訪れるこの地だが、数年前まで会員同士が交流する機会はあまりなかったという。
そこで３年前、会員店舗の情報を網羅したガイドブックを作成。また自治会とも連携し、八幡宮でのもちつき大会や住民が神輿を担いで練り歩く置石祭礼、子どもが仮装してお菓子をもらうハロウィーンイベントなど、積極的に開催してきた。
小島会長は「観光客が来るのはありがたいが、気がついたら地元の人がいなくなっていたという街にはしたくない。近隣に住む皆さんにも遊びにきてほしい。二の鳥居の両脇にある狛犬が笑顔で待っています」と話す。
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