戻る

鎌倉 トップニュース教育

公開日:2026.08.14

先生も「炭火」のように探究を 学校の枠超え「子どもたちの未来と自らの学び」語らう

  • 各校の取り組みや課題などを話し合う場面も

    各校の取り組みや課題などを話し合う場面も

 子どもたちが「炭火」のようにじっくりと主体的に学ぶ「学習者中心の学び」を進める鎌倉市教育委員会。その学びを教諭にも広げようと、市立由比ガ浜中学校で7月31日に対話イベントが行われた。市内の小中学校から教諭有志約50人が参加。学校の枠を超えて子どもたちの未来や自らの学びについて語り合った。

 同イベントは「先生の学び応援ファンド」の一環。市内在住者からの寄付金1000万円を原資に4月に創設された全国初の試みで、従来後回しになりがちだった「教員の主体的な学びや研修」に活用されている。

「答えのない問い」深める

 当日、高橋洋平教育長は「大人のワクワクや探究心こそが子どもの学びに火を灯す。ともに学び合う場にしたい」とあいさつ。その後のディスカッションで、「自己決定」「個の多様性」「環境設計」の視点から現場の実践例が共有された。

 「個の多様性」では、学びの多様化学校(不登校特例校)の由比ガ浜中学校の教諭らが事例を紹介。「英語×家庭科」といった教科横断授業などが紹介されると、参加した教諭らは熱心にメモを取っていた。また、「授業に出られない子でも学べるには?」「安心して学校で生活していくためのルールとは?」といった問いをめぐり、深みのある対話が重ねられた。

 参加者からは「クラスで応用できる工夫やルールの大切さなど、心に響く学びが多くあった」との声が上がった。

 ファシリテーターを務めた市教委学びみらい部の小原聡真次長は「『良い授業とは』などの問いに明確な答えはない。同じ悩みや課題感を抱える先生同士で対話することが重要で、今後もこうした場を広げていきたい」と手応えを語った。

 市教委では今後、同ファンドを活用してサキドリ研究校への組織的支援や先進地学校への派遣、教諭個人の自主探究支援などを順次実施していく方針だ。

鎌倉 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

鎌倉 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

鎌倉 トップニュースの新着記事

鎌倉 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS