大磯町保健センターで2月9日、避難所の仕組みや運営方法などについて専門家から学ぶ「大磯町防災リーダー養成研修会・防災講演会」が開かれ、町民約80人が参加した。
防災活動や避難所マニュアルの作成指導を行っているNPO法人日本防災士会湘南支部の水嶋康男理事長が講師を務め、被災地支援の現場で体験したことや他自治体の事例をもとに熱弁をふるった。避難所運営について水嶋さんは「地域に合ったマニュアルを作って訓練と改訂を繰り返し、みんなで共有することが大切」と呼びかけ、家庭でできる防災対策についてもアドバイスした。
また参加者から「ペット避難」について質問を受けた水嶋さんは「昔と違い、今は家族の一員という時代。ケージに入れ、種類ごとに部屋を分けて避難所の一角にまとめ、飼い主が責任をもって管理をする方法がある」と答えた。70代の男性参加者は「マニュアル作りの参考にしていきたい」と感想を話した。
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