小田原・箱根・湯河原・真鶴 意見広告
公開日:2023.01.01
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小さな命を守る
原くみこ
それは、SNS上で目にした衝撃的な写真でした。
口と鼻が泥で真っ黒になった白い愛犬の亡骸を、飼い主が泣きながら抱きしめている姿を写したもの。東日本大震災で避難していた建物が津波に襲われ、ともに避難していたにもかかわらず、外につないでいたために愛犬が泥と水に呑まれてしまったのです。私にとってその写真は、「災害時、大切な存在をいかに守るか」が人生での大きな課題となるきっかけとなりました。
私は、10頭以上の主に大型犬の老犬を引き取り看取ってきました。その20年にわたる経験から、犬や猫が好きな人も嫌いな人も、ペットたちを、ともにこの地域で生きる仲間として受け入れる社会を実現できないだろうかと考えるようになりました。なぜならば、ペットたちが安心して暮らせる町は、子どもやお年寄り、社会的弱者に、優しくないわけがないですから。まずは、めざす社会の実現への第一歩として、災害時のペット同行・同伴避難を当たり前にしていくこと、その体制整備に力を注ぎたいと思っています。
医療と行政の橋渡しを
小田原循環器病院勤務を経て、1996年に循環器中町クリニックを開業。地域医療に携わって27年になろうとしています。開業医生活の中でも、やはりコロナ禍のこの3年間は特別な日々です。発熱外来、ワクチン接種、PCR検査や抗原検査・・・。ウィズコロナと言われるようになった今もなお、医療現場は変わらぬ緊張を強いられています。未知のウイルスによるパンデミック下で、各機関が必死に対応していますが、県西地域の医療体制では医療崩壊に至るか至らないか綱渡り。このような状況下では、各医療機関や医師会と、県や市などの行政が、スムーズに連携していく必要があります。
医療と行政の橋渡しの役目を、小田原医師会でかつて理事を6年務めた経験もある私がやらずに、誰がやるのか。このような強い思いで、愛犬2頭を抱きながら新年を迎えています。
原久美子
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神奈川県小田原市中町3-1-26
TEL:0465-20-5933
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