県議会報告㉗ 秦野赤十字病院の機能が充実‼ 神奈川県議会議員 神倉ひろあき
あけましておめでとうございます。昨年は、コロナ禍による医療提供体制の危機を迎えてしまいました。新たな変異株の広がりなど予断を許しません。一方で、オリンピックを開催でき、ワクチン接種の効果もあり、明るい兆しも見えてきたのではないかと思います。まずは、新年に当たり皆様の健康をご祈念し、この一年を安心して、暮らせるよう努力を重ねてまいります。県議会では、コロナウイルス感染症への対応など昨年、臨時議会を6回開催、補正予算を21回組む等、11月、12月補正予算を可決しました。今回は、補正予算の概要と私の一般質問の一部をご報告いたします。
◆11月、12月補正予算の概要
新型コロナウイルス感染症への対応など、早急に対応する必要がある事業についての補正予算。
❶11月補正予算
14億2200余万円
【内訳】・医療従事者への追加接種・集団接種会場の設置運営・福祉施設でのマスク、消毒液の購入等の補助。
❷12月補正予算
478億9600余万円
【内訳】・ワクチン検査パッケージ制度等の運用の検査・無症状者の無料検査・観光事業者の支援と県内旅行への割引等。
◆一般質問
❶秦野赤十字病院の産科医師確保について
問 秦野赤十字病院の分娩再開は、産科の指導医と若手医師が確保できれば可能と期待される。県は、県内医学部で地域枠医師を養成している。この医師を派遣して分娩を含む医師の地域偏在を解消する必要があるのではないか。
答 県内の大学医学部学生に対して、地域医療への関心を高める努力をした結果、今年度、地域枠医師の内34名が横浜・川崎以外の地域に勤務した。今後、医師研修病院に対し医師不足に悩む地域での研修を組み込む等を働きかける。
❷戸川公園の整備促進と魅力づくりについて
問 戸川公園には、約14・6ヘクタールの未整備エリアがある。この活用について、アウトドアツーリズムも視野に入れ公民連携を検討するとのことだった。新東名秦野スマートインターの開設も迫り、このチャンスを逃さず公民連携により未整備区域の有効活用と公園づくりにどう取り組むのか。
答 未整備区域も含め「山岳・里山アクティビティの活動拠点」と位置づけ、市と議論を重ね広くアンケートを実施し、アクティビティや公民連携も視野に入れ拠点づくりに生かす。
問 公園利用者アンケートや民間事業者からの聴取はどのようなスケジュールで取組むのか。
答 平日、休日、秋、冬等に時期を捉えて今年度中に実施し、聴取は類似施設の運営実績などある民間事業者を対象とする。
要望 他施設の先進事例や民間事業者の提案を参考に戸川公園がアウトドアツーリズムによる観光拠点となるよう未整備区域の活用を強く要望しました。
◆実りつつある成果
・秦野赤十字病院の機能充実
県議会当選以来、毎年、一般質問で分娩再開と地域医療の充実を提言した事により、消化器外科・脳神経外科の名医が着任し、昨年は常勤医師9名が増員されました。小児科の入院も可能となり診療科が充実してきております。今後も分娩再開を始め地域医療の充実と確保に努めてまいります。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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