戻る

秦野 政治

公開日:2022.02.04

2期目の市長 手腕に期待
デスク・レポート

 ▼高橋昌和市政の2期目が船出を果たした。続くコロナ禍で、世の中は依然時化模様。そのかじ取りは船出から難しく、16万市民を乗せた秦野丸という船の、船長の手腕がまさにここから試される。4年前市民に示した「5つの誓い」。4年間で積み上げてきた成果や経過を次の4年間につなげ、さらに発展させていく必要がある。



 ▼その一つ、中学校の完全給食は水道局の跡地に新たに「はだのっ子キッチン」を整備し、昨年12月から提供を始めた。冬休みを挟んで2カ月が経過し、生徒や学校現場の職員から、様々な要望や課題が浮かび上がっているのではないか。給食は提供がゴールではなく始まり。名実ともに「生徒が喜ぶ学校給食」とするためには、時には子どもたちのリアルな感想を聴き、フィードバックしていく柔軟な姿勢で臨んでいくことを大切にして欲しい。また市長が注力してきた地域医療の充実と強化に関しては、出産後の子育ての不安を解消するための産後ケア事業や小児医療費助成の年齢の拡大など、独自の支援を打ち出してきたが、秦野赤十字病院の分娩業務の再開は依然として課題として残されており、2期目の宿題となっている。



 ▼今回の市長選は投票率が過去最低の36・24%に留まり、市民の政治離れが浮き彫りとなった。コロナ禍の影響や、市を二分するような大きな焦点がなかったことなど、様々な理由が推測されるが、結果的にこの投票率の低さは大きな課題だ。市民が自分たちが暮らすまちへの関心を持ち、自ら考え行動し、ふるさと秦野に対する誇りと愛情がさらに増すよう醸成していくこともまた、政治家として、リーダーとして果たすべき役割ではないか。



 ▼高橋市長は新しい4年間の任期を前に「"住んでみよう・住み続けよう"秦野みらいづくりプロジェクト」を掲げ「5つの誓い2022」を打ち出した。その中には、小田急線4駅周辺のにぎわいの創出など、1期目から継続して取り組んでいく課題も多い。新東名高速道路の秦野区間の完成は今年度末、もう目前に迫っている。千載一遇のこの機会に秦野の魅力を創出・発信し、人を呼び込み地域経済を活性化させることは、これからの秦野市のまちづくりに欠かせない。2期目の当選を果たした際に掲げた施策に対し「一つひとつ丁寧に実現していく」と大きな声で力強く話した高橋市長。市民が夢を持てる、市民と行政が夢を共有できる秦野へ、リーダーの手腕に期待する。

秦野 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

秦野 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

秦野 ローカルニュースの新着記事

秦野 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS