秦野 教育
公開日:2026.10.23
【秦野高校100周年】後輩に残す次の100年への思い 生徒・教師が100周年記念のスローガンとロゴ、マスコットを考案
秦野高校創立100周年に向けて、2024年にスローガン「Progress-伝統から未来へ-」が考案された。スローガンには、「伝統を大切にしながら未来へ向かい進歩していく秦高が、より魅力ある学校になるように」という願いが込められている。
これは100周年記念事業実行委員会が学校に依頼し公募したもの。卒業生の山本真大さん(当時3年生)が考え同実行委員会が選定し、このスローガンを軸に100周年のロゴと、記念マスコット「ひろっぴー」が誕生した。
心にひろっぴーを
創立100周年記念マスコット「ひろっぴー」を考えたのは、久保寺優月さん(3年)。公募当時1年生だった久保寺さんは、担任に勧められて応募を決めた。
もともと絵を描くのが得意で、体育祭の応援看板制作も行ったという久保寺さん。まずは「秦野高校を象徴するものは何か」を考えた。
そこで思いついたのが、たまたま読んだ小説『オオルリ流星群』。秦野市の高校を舞台にしたこの小説の題名にある「オオルリ」をモチーフに採用した。
「デザインは親しみが出るようほっぺをピンクにし、目を大きくするなど可愛くなるようにしました」。胸には校章をあしらったほか、学帽を被せ付箋を付けた本を持たせることで進学校である秦高の特徴を演出した。
ネーミングは「広畑でみんなハッピー」でひろっぴー。そこには「先生たちが優しく一人一人に寄り添ってくれる秦高で、ひろっぴーみたいにしっかり勉強して高校生活を楽しんで欲しい」という思いが込められている。
「困ったことがあったら一人でため込まず、大人に頼りましょう。みんな心にひろっぴーを飼って幸せになろうっぴー」と笑顔を見せた。
地域のリーダーに
ロゴをデザインした田中裕人教諭は、秦高OBで物理を教えている。部活の横断幕をデザインするなど久保寺さん同様絵が得意で、自分の特技を生かし母校の節目に貢献できないかと応募した。
「本当はマスコットにも応募したんですが、教え子に負けちゃいました」と笑う田中教諭。実はこのロゴ、当初は秦高の校章を分解したデザインで1の部分には「文」を表すペンと、二つ目の0の中には「武」を表す盾だけが入っていた。
ところが、実行委員会から「100年の始まりである奈珂中の校章を入れて欲しい」と頼まれ急遽加筆。今のデザインに落ち着いた。周年にあえて「th」は使わず漢字にしたのと、バラしたペンと盾は手描きではなくあえてロゴから切り抜き加工したのが、こだわりポイントだそう。
ロゴだけでなく、100周年事業の掲示物係として校内掲出用と、外部掲出用の懸垂幕1枚と横断幕2枚を作ったという田中教諭。「ロゴは秦高の伝統である『文武両道』と『質実剛健』を目に見えるものにしたいとデザインしました。生徒達にはこの学校でしっかりと学んで力をつけ、地域で活躍できるリーダーに成長して欲しいと思います」と、思いを語った。
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