4月から横浜市緑スポーツセンターの所長を務める 松岡 良平さん 町田市在住 43歳
スポーツの”伝道師”
○…「サービスを充実させ、通うなら緑スポーツセンターと言って頂けるような施設にならなければ」。強い責任感を胸にセンターの新所長に就任。今年度から、自身が席を置く住友不動産エスフォルタ(株)が指定管理者となり施設を運営していくことになった。掲げたテーマは”安全・効果的・楽しさ”。スポーツを通して一人ひとりの目的に合った健康づくりのサポートをしていく。
○…野球を始めたのは小学校(三重県)の低学年。野球をやるなら強い高校へという父親の勧めで愛知県の名門、中京高等学校(現中京大中京)へ進学した。厳しい練習にも歯を食いしばって耐えた。レギュラーを勝ち取って望んだ3年の夏、県予選の準決勝で残念ながら敗退。「ボロボロに泣きましたよ」とまぶたの裏に焼きついている記憶を思い返した。その後も専修大学で野球を続け、スポーツの楽しさ、辛さなどを体に刻み込んだ。
○…スポーツの楽しさを多くの人に伝えたいという気持ちからスポーツクラブを運営する会社に就職した。「スーツではなくジャージを着て仕事ができる点も理由の一つでした」と大きく笑ってみせた。しかし、入社から約5年間は営業マンとしての経験を積むことに。この下積み時代に、相手が本当に何を求めているのかを見極める力を身に付けた。その経験を生かし、利用者からの様々な要望にアンテナを張り続ける。
○…センターは「スポーツの発信基地」と施設の果たす役割を語る。利用者から、トレーニングルームの設備が公共の施設なのに凄いと嬉しい言葉を貰った。「期待に応えたい。定期教室に新しいものをどんどん加えるなど喜んで頂けるサービスを提供し続けていきたい。小さな子どもから高齢者の方まで、スポーツを通して利用者の方が健康で元気になって頂ければ」。”スポーツの伝道師”が愛されるセンターを目指しスタートを切った。
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