横須賀・三浦 トップニュース
公開日:2012.02.10
田浦梅の里
見頃は今月下旬に
寒さの影響で開花遅れる
三浦半島随一の梅林を有する「田浦梅の里」。例年は2月初旬から2700本の梅が次々と咲くが、今年は1月の寒さも影響し、開花は少し遅めだという。本格的な観梅シーズンとなる3月に向けて、田浦観光協会では今年も「田浦梅林まつり」を実施。その一方で、木の老朽化なども目立ってきており、剪定や植樹など梅の里の保全にも力を入れ始めている。
梅の里で開花状況を観察している田浦青少年自然の家によると、「例年は12月中旬に見られる早咲きの梅が2月初旬で少し咲いている状態」。全体の開花もかなり遅めで「見頃は今月下旬になりそう」とのことだ。ここまで開花が遅れるのは、異例のことだという。
梅の里に植えられている梅は、青軸・白加賀の白梅・養老の紅梅など2700本。梅の観賞には、咲き始めから4〜5分咲きの時期に梅の花を探しながら楽しむ「探梅(たんばい)」、8分から満開の時期に、咲き乱れた梅の花を観る「賞梅(しょうばい)」、盛りを過ぎた梅の花に感謝をこめて観梅する「送梅(そうばい)」という楽しみ方があるという。田浦観光協会では、3月11日(日)まで「田浦梅林まつり」を実施中。「探梅」から「賞梅」の時期を迎える今月25日は田浦神明社で俳句会、26日には田浦小学校で演芸大会が行われるほか、25・26日の両日、田浦小学校体育館で生花・俳句・和凧・写真の展示会も実施する。
「梅の里」守る活動も
この地が梅林として誕生したのは昭和9年。現在の天皇陛下のご生誕を記念して、地元の有志が700本の梅を植樹したのが始まりだという。その後、昭和57年頃から、隣接する田浦緑地に市が植樹し、広大な梅林となった。しかし近年、老木も目立つようになっている。さらに、昨年は梅の実の収穫もゼロ。老朽化に加え、木と木の間隔が狭く、花が落ちた後に続いた低温なども影響していると考えられている。そのため、地元の名産として売り出していた「梅ワイン」も製造ができなかった。こうした状況もあり、木の剪定や間引きを行い、昨年末には約50本植樹。今後の植樹は検討段階としながらも保全活動にも力を入れていくという。
梅の里の開花状況は、田浦観光協会のホームページで随時更新、梅林まつりなどの詳細は【電話】046・861・4181へ。
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