丹沢まつりで山開き祝う
４月18・19日にイベント

塔ノ岳をめざす集中登山（写真は昨年）

　本格的な登山シーズンの幕開けを祝う「第59回秦野丹沢まつり」が４月18日（土）・19日（日）に秦野戸川公園や西中学校、渋沢駅周辺で行われる。今年は市制施行60周年を記念し、ＺＡＲＤミニ写真展なども開催される。

　春を迎えた丹沢の山開きを祝う同まつり。今年も４月18日に前夜祭が、19日には山開き式や集中登山、各イベントが行われる。

　前夜祭は西中学校校庭（雨天時は体育館）でキャラクターショーやダンスなどのステージ、ジャンボ火起こし綱引きコンテストなどを実施。前夜祭最後は仕掛花火と和太鼓が競演するキャンプファイヤー（午後６時50分〜）も予定されている。

　19日は山開き式を開催。午前８時30分から、秦野戸川公園多目的広場で観光和太鼓や秦野市合唱連盟による「丹沢賛歌」や「Ｗｉｔｈ　Ｙｏｕ　ありがとう」の１００人コーラス、アルプホルンによる演奏の後、山伏によって清められた山門が開かれる。９時からは大倉尾根隊を先頭に、一般参加者による集中登山。同時に、まほろば大橋からはヤビツ隊が出発し、ともに塔ノ岳をめざす。塔ノ岳山頂では、両隊長が丹沢登山者の安全の願いを託した開山の鍵を交換するという。

　また、西中校庭ではダンスフェスタやステージなどのイベントを開催。渋沢駅の駅メロにＺＡＲＤの楽曲が採用されたことを記念し、ＺＡＲＤミニ写真展や後輩グループ「Ｌａ（ラ）ＰｏｍＰｏｎ（ポン）」によるライブで『負けないで』等が披露される。

　渋沢駅周辺では、堀山下の領主であった米倉丹後守にちなみ、子どもたちが手作り甲冑や大名に扮して街中を練り歩く「米倉丹後守子供大名行列」（午後１時〜）が行われる。

　問い合わせは秦野丹沢まつり実行委員会【電話】０４６３・８２・５１１１へ。