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〈連載【10】〉「産業展」に45事業者 IRと横浜 懸命のアピール合戦

掲載号:2020年2月27日号

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IRのイメージ映像を流す「メルコ」のブース
IRのイメージ映像を流す「メルコ」のブース

 統合型リゾート(IR)に関するビジネスを紹介する展示会「統合型リゾート産業展」が1月29日、30日にパシフィコ横浜で行われた。

ブースでダンスショー

 展示会企画会社などが主催したもので、横浜では初開催。6つのIR事業者や建設会社、関連サービスを扱う45事業者が参加。すでに海外でカジノを含むIRを運営し、横浜への参入を目指す米国の「ラスベガス・サンズ」「ウィン・リゾーツ」、香港の「メルコリゾーツ&エンターテインメント」といったIR事業者はブース内でダンスショーなどのパフォーマンスを披露。経営トップの講演もあり、IRの方針を示した。

 参加したIR事業者の中で唯一の日本法人である「セガサミーホールディングス」は、産業展会場で京都の有名店「京都吉兆」の料理を提供。同店とプロデュース契約を結び、IR施設内に料亭旅館を設ける計画を明らかにした。さらに、同社が母体の「セガサミー文化芸術財団」が4月に中区北仲通にダンスパフォーマンス拠点を開設することも発表。同社は昨年9月に赤レンガ倉庫で音楽とダンス、ドローンを組み合わせたショーを3日間開催。産業展で講演した里見治紀社長は「ショーを観た方からは『これが無料で観られるとは』と喜んでいただいた。IRに参入できれば、このようなショーを横浜で毎日開ける」と自信をのぞかせた。

「決定まで静観」も

 すでに横浜では事業者によるアピール合戦が始まっており、知名度アップを図ろうと、イベントへ協賛金を出したり、駅に広告を掲出する事業者もある。しかし、産業展に出展した別の事業者の担当者は「正式にIR誘致が決まるまでは、イベントや協賛などの目立つ動きはしづらい。今はIRを正しく理解してもらうことが重要」と当面は静観する構えだとした。

 29日は会場のパシフィコ周辺や桜木町駅前でIR誘致に反対する市民団体らが「横浜にカジノはいらない」などと書かれた幕を掲げ、産業展の来場者らにアピールする姿も見られた。

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