川崎｢推し｣ミュージシャン
｢AMW｣投票１位に
｢音楽のまち・かわさき｣企画

柿生を拠点に活動するＡＭＷ＝提供

　麻生区内を拠点に全国で活動を行う男女混合コーラスダンスグループ「ＡＭＷ」がこのほど、「音楽のまち・かわさき」推進協議会が主催する「かわさきの『推し』ミュージシャン」の投票企画で１位に輝いた。全６７６票の投票の中から１７７票を獲得。リーダーのＳａｔｏｒｕさんは「これからも応援してもらえるよう、上を目指していきたい」と喜ぶ。

　「『推し』ミュージシャン」企画は、「音楽のまち・かわさき」20周年を記念して、音楽資源を掘り起こし、その魅力を発信していく事業の第２弾。昨年の第１弾では「川崎のご当地ソング」を決めるウェブ投票を行い、『好きですかわさき愛の街』が１位に選ばれた。

　第２弾の今回は、川崎ゆかりのミュージシャンをより多くの人に知ってもらう企画。自由記述で、昨年11月22日から12月10日までウェブ投票を受付。１月９日に結果が発表され、１位がＡＭＷ、２位が高津区を中心に多方面で音楽活動を行うソプラノ歌手・桜井純恵さん、３位に洗足学園音楽大学・全コースから選抜された10人組アイドルグループのＭＡＲＵＫＡＤＯが選ばれた。

100周年盛り上げ

　ＡＭＷは、アニメ『創世のアクエリオン』で大ヒットした兄妹ユニット「ｂｌｅｓｓ４」がプロデュースする７人組男女混合コーラスダンスグループ。２０２２年６月に結成され、柿生を中心に、区内や川崎市内のイベントに出演してきた。今回の結果について、Ｓａｔｏｒｕさんは「多くのアーティストがいるので、１位はうれしいのと同時に驚いた」と語る。

　Ｎａｔｓｕｋｉさんは「師匠であるｂｌｅｓｓ４の『かきくけかきお』がご当地ソングで９位だった。一緒にランクインできた」と笑顔をみせる。ＨａｒｕｎａさんとＳａｅｋａさんは「幅広い年齢層の方に喜んでもらえるように活動していることが結果につながったのでは」と分析。今後の活動について、Ｓａｔｏｒｕさんは「市制１００周年を盛り上げることに全力で取り組んでいきたい。今年、セカンドシングルのリリース、ワンマンライブも予定している。もっと多くの人に知ってもらえるように、上を目指していきたい」と抱負を語った。