正月の風物詩、1月2日(日)、3日(月)に行われる第98回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に地元町田の法政大学陸上競技部が出場する。
前大会で総合17位となり2年連続でシード権を逃した法政大学。約2カ月間に及ぶ夏の強化期間を経て、10月の予選会で6位となり、7年連続の出場権を獲得した。
前大会の結果を踏まえて「基本に立ち返り、練習以外にも食事や睡眠、身体のケアなどを課題にチームを強化してきた」と話す坪田智夫駅伝監督。「エース鎌田(航生・4年)を中心としつつも、1・2年生の新戦力が台頭し、鎌田に頼らないチームに成長してきた。今大会では全員の力でチーム目標である総合5位以内を狙います」と力を込める。
大学三大駅伝の一つ、11月に行われた全日本大学駅伝に出場した法政大学は9位になり、わずか33秒差で8位以内が獲得できる同大会のシード権を逃した。「一歩及ばず悔しい結果だったが、上位校と争えたことで手応えを感じた。それを自信に、大会後すぐ、目標を箱根駅伝に切り替えて調整してきた」と坪田監督は話す。毎年目標順位は選手らが決める。今年の目標は「総合5位以内」。昨年の悔しさを力に変え、3年ぶりのシード権獲得に向けて、万全の態勢で本選に臨む。
最後を飾る走りを
チームを引っ張るのは鎌田航生選手だ。前大会で1区を走り、同大1区では21年ぶりの区間賞を獲得。3月の日本学生ハーフマラソンでは初優勝を飾り、箱根駅伝予選会でもチームをけん引した。ラストイヤーの今大会は、各校のエース級がひしめく2区を走る予定だ。「今年こそは笑って悔いなく終えられるように頑張る」と意気込む。
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