3月23日、睦合西公民館で『茶の間』を開くNPO法人日本わらべうた協会理事長 田村 洋子さん 林在住 62歳
趣味は「遊び」
○…わらべうた遊びを伝え続けて四半世紀。日本わらべうた協会理事長として全国の会員50人をまとめる。同好会として立ち上げ、法人化したのは2002年。3月23日に睦合西公民館でわらべうたと昔のおもちゃの魅力を伝えようと世代間交流イベント『茶の間』を開く。「わらべうた、鬼ごっこ、かくれんぼなど、昔の遊びで培った感性が大事。歴史も知れます。自然のにおいを実際に感じ、遊びから身に付くことがいかに多いか」。また、「おもちゃで遊びを伝えるのは若い人の責務。若い世代のお母さんには、昔遊びの技を磨いてほしいな」と話す。
○…わらべうたに出会ったそもそものきっかけは子育て中。0歳から100歳まで共通してできるところが魅力だという。「本当の遊びを伝える人が少なくなって、窮屈な時代に入ってきているのではと感じていました。わらべうた遊びはとても奥が深いもの。だからこそ、知らない子どもたちに伝えてあげたかった」と思ったそう。
○…横浜市生まれ。遊ぶのが好きだったという母の影響を受けて育った。結婚を機に38年前に厚木に。2人の息子は独立し、夫と犬と暮らす。現在は、郷土資料館やデイサービス、保育園のほか、学校で子どもに教える機会も増えてきた。趣味は「遊びです」と即答。「日々、遊んで技を磨いています」と笑うが、「近所から子どもたちの声が聞こえてきて、こんな遊びがあったねと、地域での交流が戻ってきてくれればうれしい。遊んだ人が伝え合えっていけば地域は元気になります」と眼差しは真剣だ。
○…「東京おもちゃ美術館」の学芸員の顔も持つ。世界中から様々な世代の人が来館し、一日いると時代の変化を感じ、日本の文化を知らないと、と”危機感”を抱くことも。「遊んでいるとみな笑顔がこぼれますよね。わらべうたが大事と言い続けたい」。手製のお手玉で遊びを教えてくれたその仕草がかわいかった。
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4月19日